AIの使い分け|1本で始めて、困った場面だけ足す

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AIの使い分け|1本で始めて、困った場面だけ足す(AIのイロハのアイキャッチ)

2026年8月25日 公開|2026年10月23日 更新

AIのイロハは、AIの学び方を5つの段に分けています。
この記事は、その5段目「AIを広げる」の記事です。
1つ目のAIに慣れて、「2つ目も入れたほうがいい?」と迷っている人のために書きました。

ハル

2つ目って、本当に要るの? 1つで足りないの?

先に答えです

この記事では、AIを1つ=1本と数えます。
最初は1本で十分。
2本目は、いまの1本で困った場面が出てから足します。

まだ毎週AIを使う用事が無い人は、先にAIの使い道9場面へ。
1本目をまだ決めていない人は、AIの選び方へ(迷ったらChatGPTで大丈夫です)。
なぜこの答えになるのかは、この先で順に見ていきます。
足す合図(2本目を足してよいサイン)は4つあり、合図ごとに足す1本も決まっています。

明日やるのは1つ=昼休みなどに、スマホでいまのAIと2本目の候補の両方へ、困った頼みごとを同じ文で1回送って読み比べる。
やり方は、下の「足す前に、3行メモと見比べ」の章にあります。
まだ困った場面が無い人は、足さずにいまの1本のままで大丈夫です。

📗 この記事でわかること

  • 2本目を足す合図4つと、そのとき足す1本
  • 何本あれば足りるか
  • 足す前に、2つを見比べる方法
  • 僕が5つから2本に落ち着くまで(実例)
  • AIが混んで遅くなる時間帯と、逃げ方

目次

結論|1本で始めて、困った場面だけ足す

🎯 結論:最初は1本。2本目を足すのは、いまの1本で困った場面が出てからです。

困った場面ごとに、足す1本は決まっています。
表の「出典」は、情報のもとになったページのことです。

こんな不満が出たら足す1本そのAIができること
最新のことを聞くと、答えが古いPerplexity(パープレキシティ)ウェブを調べて、出典のリンクつきで答える
長い文章を頼むと、途中から話がずれるClaude(クロード)長い文章でも筋道が崩れにくい
できた画像の文字を、ここだけ直したいCanva(キャンバ)デザインの道具。文字や写真を部品として動かせる
資料やメールを、まとめて読ませたいGemini(ジェミニ)Googleのサービスの中身を読んで要約できる

Claude・Gemini・Canvaは、無料のプランがあります。
2026年10月16日に、各社の料金ページ(Claude・Gemini・Canva)で確かめました。
Perplexityにも無料のプランがあります(Perplexityの料金ページ・2026年10月23日に確認)。
どれも一部の機能は有料です(Canvaのマジック消しゴムなど)。

40代の僕なら、合図が出ても、すぐには足しません。
子どもの教育費がかかる家計では、無料で始めた道具が、気づけば毎月の支払いに変わるのを避けたいからです。
だから、同じ頼みごとを両方に出して、差が見えてから足します(一人暮らしの20代なら、試しに足しても困らないはずです)。


足す前に、3行メモと見比べ

メモアプリか紙に、次の3行を書きます。

いま使っている1本:
不満が出ている場面:
次に足す1本:

登録の入口は、公式のPerplexity・Claude・Gemini・Canvaです。

書けたら、いまの1本と「次に足す1本」の両方に、同じ頼みごとを出します。
合図ごとの1行は下のとおりです。

調べもの:(困った質問を、そのまま同じ文で)
文章:次の文章を、意味を変えずに読みやすく整えて。(ここに自分の文章を貼る)
資料:次の資料を3行にまとめて。(ここに資料を貼る)
画像の文字:いまのAIには「次の文字を、読みやすい大きさで入れ直して」。Canvaでは、無料のテンプレート(できあがった見本の形)に同じ文字を打ちこむ

返事を並べて、良かったほうを残します。
差が分からなければ、まだ足さなくて大丈夫です。

💡 まだ1本も持っていない人は、「次に足す1本」にChatGPTと書いて終わりです。
それで正解です。

2本目は足さずに、作業ごと任せる使い方(エージェント型)へ進みたい人もいます。
その人はエージェント型AIにできることへ。

⚠️ こういう人は、まだ2本目を足さなくて大丈夫です

  • メールの返事など、短い用事だけでAIを使っている人。
    1本で困りません。
  • まだ1本目を毎週は使っていない人。
    先に1本で、用事を1つ回してください。
  • 会社で決められたAIしか使えない人。
    まず会社の決まりを確かめてください。

足す1本ごとの、向かない人

  • Perplexity:調べものをほとんどしない人。
    出典を開かないなら、いまの1本と変わりません。
  • Claude:短い用事だけの人。
    長い文章を書かないなら、いまの1本で足ります。
  • Canva:人に見せる画像や資料を作らない人。
  • Gemini:GmailやGoogleドライブをふだん使っていない人。
    読ませる中身が少ないので、強みが出ません。
ハル

いきなり5つは無理だもんね。1個ずつでいいのか。


僕の実例|5つから2本に落ち着くまで

🎯 結論:僕は一時期、5つを持ち替えていました。いまはClaudeとChatGPT(無料版)の2本に落ち着いています。持ち替え=場面ごとに開くAIを変えることです。下の表は増やしすぎたころの記録なので、そろえる必要はありません。

5つに増えたのは、ブログを書く作業で毎日AIを開くからです。
それでも、残ったのは2本でした。

やること前に開いていたAI選んでいた理由
調べものPerplexityいまのウェブを見て、出典のリンクつきで返す
文章を書くClaude日本語が自然で、長い文章の筋道が崩れにくい
相談するClaude・ChatGPT答えより、考えを整理する相手として
画像をつくるGemini・ChatGPT得意な絵がはっきり分かれる
デザイン・見せる資料Canva出したあとに、自分で文字や並べ方を直せる
調べる・書く・相談する・画像・資料の5つの場面で開くAIを変える図
やることが決まれば、開くものも決まります。

Claudeは有料のまま使い続け、ChatGPTの有料版はやめました。
ほとんどの用事がClaudeで済み、ChatGPTは無料版で足りたからです。
無料で始めるなら、ChatGPTの無料版1本で十分です。

Canvaの有料版も、2026年9月にやめました。
PerplexityとGeminiは、いまは開いていません。
足すときと同じで、使わなくなった1本はやめて大丈夫です。


調べもの|Perplexity と Gemini

AIには、覚えている知識だけで答えるものがあります。
その場でウェブを調べてから答えるものもあります。
新しい話題ほど、調べてから答えるほうでないと話がずれます。

覚えている知識で答えるAIと、いまのウェブを見て出典つきで答えるAIの違い
同じ質問でも、ウェブを見に行くかどうかで答えが変わります。

Perplexityは、この用途に振り切ったAIです。
返ってきた答えには出典へのリンクがつきます。
文章のどこがどのページから来たのかを、番号をたどってそのまま開けます。
僕も前は、この確認のしかたに慣れて、調べものはここから始めていました。

Geminiも、答えに参考にしたページ(ソース)を添えることがあります(Geminiのヘルプ・2026年10月23日に確認)。
ざっと知りたいだけなら、Geminiでも用は足ります。
あとで人に見せる情報は、Perplexityで出典まで開くと安心です。

⚠️ 出典のリンクがついても、中身の保証ではありません。
大事な数字は、リンクを開いて自分の目で確かめてください。


文章を書く|Claude

まとまった文章を書くときは、Claudeを開きます。
日本語が自然で、長い文章でも前半と後半で話がずれにくいからです。
自分で書いた下書きをまるごと貼って「読みやすく整えて」と頼むと、自分の言葉が残ります。

ハル

でも、それってさとるの好みじゃないの?

その通りです。
ここは事実ではなく、読んだときの感じ方の話です。
だから、結論の章の見比べで、自分の文章を両方に貼って決めてください。


相談する|Claude と ChatGPT

迷っていることは、考えを出しきるために相談として書いて送ります。決めるのは自分です。
ChatGPTは、先回りして案を出すタイプ。
Claudeは、こちらの話をよく聞いてから返すタイプ。これが僕の感じ方です。

うまく言えないままで大丈夫です。
「うまく言えないんですが」と前置きして、そのまま書けば話が通じます。


画像をつくる|Gemini と ChatGPT

どちらでも作れますが、得意な絵が違います。
僕が同じ指示で両方に作らせました。
文字入りの画像や図はChatGPT、写真らしさはGeminiが上でした。
実物を6枚並べた比べは、Gemini vs ChatGPTにあります。

📝 絵のためにお金を払う道具(Midjourneyなど)を考えている人へ。
先にMidjourney入門を読んでください。


デザイン・見せる資料をつくる|Canva

人に見せる資料は、Canvaが向いています。
Canvaでは文字も写真も部品として置かれるので、気に入らないところだけを動かせます。
チャットで作った画像は、頼み直すと全体が変わってしまうことがあります。

まるごと頼み直すのか、ここだけ直せるのか(Canvaの強み)
「まるごと」か「ここだけ」か。ここが資料づくりの分かれ目です。

さらに、写真や画像の「ここだけ」を直せます。
消したいものはブラシでなぞれば消えますし、なぞったところを別のものに描き替えることもできます。
僕も有料版だったころは、画像をまるごと作り直さずに済むので、これをよく使いました。
ただ、無料のプランでも、文字や写真を動かすだけなら足ります。

⚠️ ブラシでなぞって消す機能(マジック消しゴム)は、有料のCanvaプロの機能です。
無料のプランでは、30日間のお試しのあいだだけ使えます。
(Canva公式・2026年10月13日に確認)

ハル

なるほど!「作る力」じゃなくて「直せるか」で選んでるんだね。

そうです。
仕事で使うものほど、直す回数のほうが多くなります。


おまけ|数字と長い資料は ChatGPT と Gemini

表の5つのほかに、ファイルを丸ごと渡す場面もあります。
ChatGPTには、Excelのような表のファイルを読ませられます。
「気になる傾向を挙げて」と頼みます。
無料版は、ファイルをつけて送れる回数に上限があります。
(ChatGPTの料金ページ・2026年10月13日に確認)

長い資料をまるごと読ませたいときは、Geminiが向いています。
ファイルは1回に10個までつけられます(Geminiのヘルプ・2026年10月23日に確認)。
さらにGeminiは、Googleのサービスの中身をそのまま読めます。
Gmail・Googleドキュメント・Googleドライブ・Googleカレンダーの中から、必要なものを探して要約させられます。
たとえば「先週のやり取りを3行でまとめて」「あの資料を探して要点だけ教えて」と頼めます。
いちいち開いて探して貼りつける手間が、まるごと消えます。
ふだんGmailとドライブで仕事をしている人には、ここがいちばん効きます。

📝 Googleのサービスを読ませるには、Geminiの設定でつなぐ操作が要ります。
会社のアカウントは、会社の管理の担当者が許可していないと使えません。
(Geminiのヘルプ・2026年10月16日に確認)
会社のメールを読ませてよいかの線は、資料の下書きをAIに頼むにあります。

⚠️ AIは計算や集計を間違えることがあります。
判断に使う数字は、自分でも確かめてください(AIが嘘をつく正体と対処)。


よく見る説明のうち、もう古いもの2つ

🎯 結論:AIの記事には、去年の常識がそのまま残っていることがあります。よく見かける2つです。

1. 「AIは日本語の文字が苦手」
少し前まで、画像に日本語を入れると崩れるのが当たり前でした。
比べの記事で試したときは、ChatGPTでもGeminiでも崩れませんでした(実物はGemini vs ChatGPTの比べにあります)。

2. 「画像を作るなら、この名前のAI」
各社の画像を作る仕組みには名前がついていて、何度も入れ替わっています。
名前より「どのAIが何に強いか」で覚えるほうが、古くなりません。

⚠️ 古い説明かどうかは、いつの情報か書いてあるかで見分けます。
日付のない記事は、書かれた当時のまま止まっていることがあります。


混んで遅くなる時間帯|時差から予測してみました

🎯 結論:混む時間帯は、どの会社も公表していません。ChatGPTの数字から予測すると、日本の昼前(10時〜12時半)がいちばん空きやすく、夜10時から重くなります(2026年11月1日までの時刻)。

急いでいない人は、この章は飛ばして大丈夫です。
AIが遅いときに、どう逃げるかの話です。

AIは、使う人が集まると返事が遅くなります。
何時が重いかは記事ごとに書いてあることがバラバラで、根拠も示されていません。
そこで、次の2つの材料から自分で組み立てました。

  • 材料1=国ごとの訪問の割合。
    アクセスを調べる会社Similarweb(シミラーウェブ)の推計(見積もった数字)です。
    ChatGPTのサイトへの訪問は、アメリカが約21.1%でいちばん多いです(2026年9月の数字)。
    日本は約4.9%で、インド・ブラジルに次ぐ4番目です。
    上位5か国(アメリカ・インド・ブラジル・日本・韓国)を足しても約44%で、ヨーロッパなど残りの国と、ほかのAIは入れていません。
  • 材料2=時差。
    それぞれの国の日中(朝9時〜夕方6時)を、日本時間に置き直しました。

組み立てた結果|日本時間の一日

日本時間そのとき昼なのは混み具合の予測
朝6時〜10時アメリカ西部(6〜7時は東部も)+日本の朝ふつう
朝10時〜昼12時半日本・韓国🚀 いちばん空きやすい
昼12時半〜夕方6時日本・韓国・インドふつう
夕方6時〜夜9時インド+日本の夜ふつう
夜9時〜10時インド・ブラジル+日本の夜混みはじめ
夜10時〜深夜1時ブラジル・アメリカ東部+日本の夜⚠️ 重くなりやすい
深夜1時〜朝6時ブラジル・アメリカ東部と西部⚠️ いちばん重なる(日本は寝ている時間)

※この表は2026年11月1日までです。
11月1日からは、アメリカの昼だけが日本時間で1時間うしろにずれます。
重くなるのは夜11時から、空きやすいのは朝11時〜昼12時半です。

日本の昼前(10時〜12時半)は、アメリカとブラジルが寝ている時間です。
仕事のあとの夜に使う人は、いちばん人数の多いアメリカの昼と重なる時間に当たります。

💡 急ぎの作業をAIに任せたい日は、昼前(10時〜12時半。冬(11月1日から)は11時〜12時半)に回す。
これだけで待ち時間が変わるはずです。

⚠️ これは予測です
根拠は「国ごとの訪問の割合」と「時差」の2つだけです。
どの国も、日中を朝9時〜夕方6時と仮に置いています。
実際に重くなるかは、そのときのサービス側の設備で決まります。

障害が起きているかは、公式の稼働状況のページで分かります。
いま動いているかを知らせるページです。

2本目をすでに持っている人は、重いときにもう1本へ貼り直すのがいちばん早いです。
混雑はサービスごとに起きるので、全部が同時に重くなることはめったにありません。
僕も重いときは、もう1本に同じ質問を貼り直しています。


よくある質問|いくつ登録するか・無料のままでいいか

🎯 結論:「AIの使い分け」で調べている人が、一緒に気にしている質問です。

Q. 結局、いくつ登録すればいいですか?
困った場面が出るたびに、1本ずつです。
毎日は使わない人なら、多くても3本までで困りません。
毎日AIを開く僕でも、いまは2本です。

Q. 無料のままで、使い分けはできますか?
できます。
4つとも無料のプランがあることは、結論の章で確かめました(Canvaの消しゴムなど一部は有料)。
払うかどうかは、止まった回数で決めます(ChatGPTにお金を払うか決める目安)。

📝 ほかによく聞かれる2つの答えの置き場所です。
「ChatGPTより賢いAIは?」=AIは今、戦国時代
「AIに聞いてはいけないことは?」=AIが苦手なこと5つ


まとめ|不満が出たら足す1本の早見表

🎯 結論:困った場面に当てはまる行だけ、1本ずつ足してください。

こんな不満が出たら足す1本
最新のことを聞くと、答えが古いPerplexity
長い文章を頼むと、途中から話がずれるClaude
できた画像の文字を、ここだけ直したいCanva
資料やメールを、まとめて読ませたいGemini
まだ不満が出ていない足さない(いまの1本のまま)

足す前に、結論の章の見比べを1回だけやってください。
差が分からなければ、まだ足さなくて大丈夫です。

🚀 次の一歩:2本目にClaudeを足すなら、ここから始めます。
自分の文章を1つ貼って「整えて」と頼むだけです。
→ Claude入門|文章に強いAIを、無料のまま試す

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※本記事は公開情報と僕(さとる)の使用経験に基づく内容です。
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この記事を書いた人

さとる(40代・5人家族)

非エンジニアです。調べものは Perplexity と Gemini、文章を書くのは Claude、画像づくりは ChatGPT(手直しは Canva)。1本に絞らず、やりたいことで持ち替えて使っています。

「ちょっと先を歩いている同じ立場の人」として、AIの選び方・任せ方を発信しています。

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