2026年7月14日 公開|2026年10月16日 更新
この記事は、AIのイロハの階段の2段目「AIを選ぶ」の記事です(このブログは「知る→選ぶ→始める→使う→広げる」の5段で案内しています)。
ChatGPTとClaude(クロード)のどちらから始めるかで、手が止まっている人に向けて書きました。
先に答えをお伝えします。
無料で始めるなら、まずChatGPTです。
最初に使うAIは1つで大丈夫です。2つ目のAIを足すのは、慣れてからの話です。
Claudeは、ChatGPTと同じように話しかけて使うAIです。アメリカのAnthropic(アンソロピック)という会社が作っています。
「文章がうまい」と聞いて、どちらから始めるか迷う人もいるAIです。
📗 この記事でわかること
- 最初の1つがChatGPTになる理由(2026年10月2日に公式ページで確かめたこと)。
- 今日、登録しないで3分だけ試すやり方。
- 同じ文をChatGPTとClaudeに直させた、実際の答え。
- Claudeを2つ目に足すときの合図と、向いていない人。
- お金・広告・入れた文章・会社のパソコンの不安への答え。
結論|無料で始めるなら、まずChatGPT
🎯 結論:どちらで迷っていても、無料で始めるならChatGPTからで大丈夫です。
理由は1つです。
ChatGPTの無料版は、登録して使えば、文字の会話に回数の上限がありません。
止められるのは、不正な使い方を防ぐ制限だけです(OpenAIのヘルプ)。
文章を何度直してもらっても、途中で「今日はここまで」と止められにくいんです。
Claudeの無料版は、登録しないと使えません(claude.ai を開くと、すぐにログインの画面になります)。
使える量にも上限があります(Claude公式の料金ページ)。
長い文章をたくさん直したい人ほど、先に上限に当たります。
「文章ならClaude」と聞いて無料版から始めると、いちばん試したい場面で止まりやすいわけです。
条件も2つ書いておきます。
ひとつは、ChatGPTの無料版には、登録しないで使っても、答えの下に広告が出ることがある点です。
健康や政治などの話題では出ません(OpenAI公式)。
もうひとつは、設定の「広告の管理」で広告を消すと、その代わり1日に送れる回数が減り、画像づくりなども使えなくなる点です。
どちらも2026年10月2日に、公式ページで確かめました。
始め方は、理由とは分けて考えてください。
今日は登録しないで、3分だけ試せます。
続けると決めたら登録します(手順はChatGPTの始め方)。
🎯 無料で始めるなら、まずChatGPT。今日は登録なしで3分。
今日(読み終えたら)3分
- スマホのブラウザ(SafariやChromeなど、ふだんネットを見るアプリ)で chatgpt.com を開きます。
ChatGPTのアプリは入れなくて大丈夫です。 - 下の1行を、入力欄にそのまま打ちます。
- 右下の「↑」ボタンを押します(改行キーを押すと、送られずに改行になることがあります)。
わざとぎこちない案内文を300字で書いて。そのあと読みやすく直して
返ってきた2つの文は、見比べるだけで大丈夫です。
登録していないと、画面を閉じると会話は残りません。
気に入った言い回しがあれば、メモ帳に書き写すか、画面を撮ってください。
明日の朝 5分
⏰ スマホのアラームを1つ入れておきます。名前は「2文を直してもらう」です。
自分が昨日書いたメールや報告の、最初の2文だけを打って「読みやすく直して」と頼めば、それが2回目です。
名前と会社名は「Aさん」「A社」に置き換えて打ってください。
メールをあまり書かない人は、ほかの使い道をAIの使い道9場面から1つ選んでください。
僕も2026年10月2日の夜に、登録しないまま、この1行を打ちました。
1分かからずに、ぎこちない版と直した版が、まとめて返ってきました。
ぎこちない版は、地域のイベントのお知らせです。
直した版は、こう始まっていました。
来週土曜日、地域のみなさまを対象としたイベントを開催します。
ぐねぐね続いていた1文が、用件ごとに短く分けられていました。
自分が書いた2文でも、同じことが起きます😊
ハルClaudeは文章が得意って、よく言われてるよ。最初からClaudeじゃだめなの?
それを確かめるために、同じ文を両方に直させてみました。
次の章に、2つの答えをそのまま載せます。
同じ文を両方に直させた|ChatGPTで困らない
🎯 結論:どちらも、そのまま社内に出せる仕上がりでした。だから1つ目は、止められにくいChatGPTで困りません。
2026年10月2日の夜、どちらにも同じ頼み方をしました。
「次の文を、読みやすく直してください。」のあとに、わざと長くした会議のお知らせ(164字)を貼っています。
来週の会議についてですが、会議室が変更になったことをお知らせするとともに、資料については前日までに各自で印刷していただくことになっておりますので、当日は印刷する時間がないということもあり、忘れずに印刷をお願いしたく、また開始時間は10時からということで変わりはないのですが、遅れる場合は事前に連絡をいただければと思っております。
ChatGPTの直し方|お知らせの形に整える
ChatGPTは、登録しない無料版で試しました。
返ってきたのは、この文です(「もちろんです」で始まる前置きの1行は省いています)。
会議のお知らせ
来週の会議について、以下のとおりお知らせいたします。
・会議室が変更になりました。
・資料は前日までに各自で印刷してください。当日は印刷する時間がありませんので、忘れずにご準備をお願いいたします。
・開始時間は10時からで変更ありません。
・遅れる場合は、事前にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
もう少しやわらかい印象や、社内メールらしい自然な文章にもできます。
頼んでいない題名と、締めのあいさつを足してきました。
「いたします」が3回出てくる、かしこまった仕上がりです。
最後に、次にできる直し方まで出してくれました。
Claudeの直し方|短く分けて、理由を添える
Claudeは、僕のアカウントで試しました。
僕はClaudeの有料版を契約しているので、無料版で使えるのと同じ種類のClaudeに切り替えてから頼んでいます。
この比べは、僕が代わりにやったものです。読んでいるあなたが、同じことをする必要はありません。
返ってきたのは、この文です(省いたところはありません)。
来週の会議について、次の3点をお知らせします。
・会議室が変更になりました。
・資料は、前日までに各自で印刷をお願いします。当日は印刷する時間がありません。
・開始時間は変わらず10時からです。遅れる場合は、事前にご連絡ください。
長い1文に3つの内容が入っていたので、箇条書きに分けました。メールやチャットで箇条書きを使いにくい場合は、文章のまま短く区切った版も作れます。
題名もあいさつも足さずに、ぐっと縮めてきました。
そのあとに、直した理由を1行で説明して、次にできる直し方も出してくれました。
並べて見えたこと|1つ目を決める差ではない
| ChatGPT | Claude | |
|---|---|---|
| 直した文の字数(元は164字) | 151字 | 109字 |
| 足したもの | 題名・締めのあいさつ | 直した理由の1行 |
| 仕上がり | かしこまったお知らせ | 短く、用件だけ |
| 最後のひとこと | 次の直し方を提案 | 次の直し方を提案 |
| そのまま使えるか | 使える | 使える |
📝 字数は、改行と「・」と最後のひとことを除いて数えました。
正直、並べた瞬間は「どっちでもいいな」と拍子抜けしました😅
ChatGPTは「形を整える」、Claudeは「削って、理由を言う」。性格の違いです。
ChatGPT・Claude・Gemini(ジェミニ=グーグルのAI)の3つの返し方の違いは、AIの選び方の「話した感じの違い」に表で並べています。
もう1つ試しました。
ChatGPTのほうに、続けて「もう少しやわらかく、社内チャットで送る形にして」と頼みました。
止められることなく、すぐにこう返ってきました。
来週の会議について、いくつかお知らせです!
(中略)
もし遅れる場合は、事前に一報いただけると助かります。
登録すれば、文字の会話は回数を気にせず頼み直せます(上のOpenAIのヘルプ)。
今回は登録しないまま、続けてもう1回頼んでも止められませんでした。
1つ目に使うAIは、気にせず頼み直せるものが向いています。
ちなみに、この2回目の答えの下には、登録していないのに広告が1つ出ました。「広告」と書かれていて、答えとは分けて表示されていました。
📝 どちらも1回ずつ試しただけです。
ChatGPTは登録しない画面、Claudeは僕のアカウントで試しているので、条件もそろっていません。
同じ頼み方でも、聞くたびに答えは少しずつ変わります(ChatGPTに同じ文をもう一度頼んだら、言い回しが少し違いました)。
長い文章を書く機会が多い40代でも、僕なら1つ目にClaudeは選びません。
この年代は触れる時間が細切れで、やっと空いた時間に上限で止まると続かないと考えるからです。



直してもらった文、そのまま会社のメールに使っていいの?
名前を伏せて直してもらった文なら、使って大丈夫です。
日付・時間・数字だけは、送る前に元の文と見比べてください(AIがもっともらしく間違える理由はAIのもっともらしい間違いの記事に)。
Claudeは2つ目から|足す合図と、向いていない人
🎯 結論:ChatGPTで、長い文章の仕上がりに物足りなさを感じたとき。そこがClaudeを足す合図です。
たとえば、報告書を何度直してもらっても「もう一歩」と感じる。
途中から話がずれてくる。
そういう場面が続いたら、足しどきです(くわしくは1本で始めて、困った場面だけ足す)。
足すときも、Claudeはまず無料版からで大丈夫です。
Claudeの無料版でできること・できないことは、AIの選び方の表に、ChatGPTやGemini(グーグルのAI)と並べています。
⚠️ こういう人には向きません
- ChatGPT:会社の決まりが厳しく、会話を一切外に出せない人。
先に、会社で使ってよいAIを確かめてください。 - Claude(2つ目):メールの返事など、短い用事が中心の人。
足す理由が薄いので、ChatGPTのままで大丈夫です。
不安への答え|お金・広告・入れた文章・会社のパソコン
🎯 結論:有料に申し込まない限り、お金はかかりません。あとは、広告と入れる文章に気をつければ大丈夫です。
- 💰 お金:有料プランに申し込まない限り、かかりません。
「無料お試し」は、期限の前に解約しないと自動で有料になります(OpenAI公式)。 - 広告:広告は答えと分けて表示され、「広告」と書かれています(僕が見た画面でもそうでした)。
会話そのものは広告主に渡りません(OpenAI公式)。 - 入れた文章:そのままだと、会話がAIの改善に使われることがあります(2026年10月2日に見た画面の下に、そう書かれています)。
名前を「Aさん」に置き換えていれば困りませんし、登録すれば止める設定もあります(料金ページ)。 - 会社のパソコン:AIを開く前に、会社の決まりを確かめてください。
くわしい答えと公式ページは、AIの選び方の「不安への答え」にまとめています。
ほかによく聞かれること|答えは1行ずつ
🎯 結論:くわしい話は、それぞれの記事に任せます。
乗り換えたら損? 覚えさせた頼み方を、ぜんぶ伝え直すことになります(→AIは今、戦国時代)。
ChatGPTより賢いAIは? 場面ごとに入れ替わるので、探し始めると終わりません(→同じく戦国時代の記事)。
AIに聞いてはいけないことは? 名前をそのまま渡すのが、よくある事故です(→AIが苦手なこと5つ)。
まとめ|ChatGPTとClaude、どっちからの早見表
🎯 結論:無料で始めるなら、まずChatGPT。Claudeは2つ目です。
| こんな人 | 最初の1つ | 今日やること |
|---|---|---|
| 迷っている/メールや案内文を直したい | ChatGPT | 登録なしで、ぎこちない文を直させる(3分) |
| 長い文章の仕上がりが気になりだした | ChatGPT(Claudeは2つ目に足す) | いまはChatGPTを続ける |
| メールの返事など、短い用事が中心 | ChatGPT | Claudeは足さなくて大丈夫 |
この記事の上限と機能は、毎月、公式ページと突き合わせています。
変わっていたら、記事のほうを直します✅
🚀 次の一歩:ChatGPTの始め方へ進んでください(登録と、最初の一言まで案内しています)。
→ ChatGPTの始め方
※本記事は各社の公式ページで確認した公開情報と、僕(さとる)の使用経験に基づく内容です。
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