資料の下書きはAIに任せる|そのまま使えるテンプレ3つ

AI で資料の下書き|具体例3つ・時短テンプレ(AIのイロハのアイキャッチ)

2026年7月16日 公開|2026年9月3日 更新

この記事は、AIのイロハの階段の4段目「AIを使う」の記事です。
資料の「最初の1枚目」が書き出せなくて止まってしまう人に向けて書きました。

「資料作成に毎週3時間以上かかっている」

「AI で時短できるって聞くけど、何にどう使えばいいか分からない」

「コピペで使える具体的なプロンプト例が知りたい」

そんな悩みを持っている方に向けて、僕(さとる)が AI で資料の下書きを作った実体験 から、すぐ使える具体例3つとプロンプト・コツを公開します。

結論を先に言うと、AI で資料下書きの所要時間は1/3に圧縮できます(3時間 → 1時間が現実的)。


この記事でわかること

  • AI で資料下書きが「書ける範囲」と「書けない範囲」
  • 具体例3つ(会議資料・営業提案書・報告書)
  • コピペで使えるプロンプトテンプレート
  • 失敗しない3つのコツ
  • AI で資料作成が向いている人・向いていない人

ハル

ねぇさとる、資料作りで AI 使うとき、何に気をつければいい?

目次

結論:AI で資料下書きの所要時間を1/3に圧縮できる

最初に結論3行をお伝えします。


  • AI で書ける範囲構成・本文の下書き・タイトル案・要約・体裁整え
  • AI で書けない範囲社内固有の情報・最新の数字・機密データ
  • 時短の現実値:資料作成が 3時間 → 1時間(下書き作成だけなら 5分〜10分)

「ゼロから書く」のではなく、「AI の下書きを修正する」スタイルに切り替えるだけで、作業時間が劇的に減ります。


AI で資料下書きが書ける範囲

AI で資料の下書きを作る前に、得意なこと・苦手なことを整理しておきます。


AI が得意なこと ✅

  • 全体の 構成案(目次・章立て)を作る
  • 各章の 本文の下書き(あなたが要点を伝えれば肉付けしてくれる)
  • タイトル案 を複数提案
  • 文章の 要約・短縮・整理
  • 表やリスト の自動生成

AI が苦手なこと ❌

  • 会社固有の情報(部署名・社内ルール・特定の人物名)
  • 最新のリアルタイムな数字(売上・市場データの最新値 等)
  • 機密情報の取り扱い(機密性の高い情報は AI に投げない原則)
  • 完全に新しい・独創的なアイデア(汎用的なアイデアは出るが、独自性は弱い)

AI に任せる部分と人間がやる部分を切り分けるのが、上手な使い方の前提です。


具体例1:会議用パワーポイント資料

最初の例は、社内会議で使う資料の下書きです。


プロンプト例(コピペで使える)

あなたは社内会議の資料作成が得意なベテラン会社員です。

以下のテーマで、パワーポイント10枚分の資料の構成と各スライドの内容を提案してください。

【テーマ】2026年下期の営業戦略
【対象】営業部内会議(部長 + メンバー5名)
【時間】30分間のプレゼン

出力形式:
- スライド番号
- スライドのタイトル
- 各スライドに入れる箇条書き(3〜5項目)
- 補足説明(1行)

スライド1のタイトル案から順番に書いてください。

期待される出力

AI は以下のような構成を返してくれます:

  • スライド1:タイトル(2026年下期 営業戦略)
  • スライド2:目次(全体の流れ)
  • スライド3:上期の振り返り
  • スライド4:市場の課題分析
  • スライド5:下期の目標数値
  • …(以下続く)

注意点

「自社の数字」「実際の競合名」は AI に書かせないこと。
AI は知らない情報を「もっともらしく作る」ことがあるので、事実関係は人間が後から差し込むのが安全です。


具体例2:営業提案書(顧客向けカスタマイズ)

2つ目の例は、顧客に提案するためのカスタム資料です。


プロンプト例(コピペで使える)

あなたは BtoB の営業提案書を書くプロです。

以下の情報を元に、提案書の構成と本文の下書きを書いてください。

【顧客】製造業 中堅企業(従業員300人規模)
【提案内容】社内のペーパーレス化を支援するシステム導入
【顧客の課題】紙の書類管理に時間がかかっている・属人化が進んでいる
【予算感】月10万円程度

出力形式:
- 章立て(5〜7章)
- 各章のリード文(2〜3行)
- 結論部分の要点

文体は丁寧かつビジネスライクに。
営業色を抑え、顧客の課題解決にフォーカスしてください。

期待される出力

  • 1章:現状の課題整理
  • 2章:本提案の概要
  • 3章:導入後のメリット
  • 4章:導入スケジュール
  • 5章:費用と効果のシミュレーション
  • 6章:まとめと次のステップ

注意点

顧客の社名・連絡先・機密情報は絶対に AI に入力しない
AI に入れる情報は、「ある仮想の中堅企業」レベルで匿名化 するのが鉄則です。


具体例3:報告書・レポート

3つ目の例は、月次・週次の報告書です。


プロンプト例(コピペで使える)

あなたは社内向けの報告書作成が得意な会社員です。

以下のデータを元に、月次報告書の本文を書いてください。

【対象月】2026年5月
【主な内容】
- 新規案件:3件(うち成約1件)
- 既存顧客への対応:継続的にサポート
- 来月の目標:新規案件4件・成約2件

出力形式:
- 「概況」「主な活動」「課題」「来月の方針」の4セクションに分けて執筆
- 各セクションは200字程度
- 文体は丁寧で簡潔に(社内向け)
- 数値は具体的に、課題は前向きな表現で

期待される出力

各セクション200字程度で、4セクション計800字の報告書がベースとして出てきます。
あとは 数値の確認 + 自分の言葉での補強 だけで、報告書が完成。


注意点

数字の 転記ミスは AI にもあり得ます
最後に 人間が必ず数値をダブルチェック することを忘れずに。


ハル

えっ、機密情報を入れたら危ないの!?

失敗しないコツ3つ

僕が AI で資料下書きをする時、必ず守っている3つのコツです。


コツ1:最初に「役割」を与える

「あなたは○○のプロです」と最初に書くだけで、AI の出力の専門性がぐっと上がります。
プロンプトの書き方 基本5原則 の原則2と整合します。


コツ2:出力形式を細かく指定する

「構成だけ」「本文も含めて」「箇条書きで」「文体は丁寧に」など、出力の形を細かく指定 することで、後から整える時間が激減します。


コツ3:機密情報を入れずに「仮想の情報」で投げる

会社名・顧客名・売上数値などの 機密情報は絶対に AI に入れない
「仮想の中堅メーカー」「業界平均値」のように 匿名化・抽象化 して投げるのが鉄則です。

(プロンプトの書き方の詳細は プロンプトの書き方 基本5原則|AI から良い答えを引き出すコツ で書いています)


AI で資料作成が向いている人・向いていない人

僕の経験から、向き不向きを整理します。


向いている人 ✅

  • 毎週数本の資料を作る(時短効果が高い)
  • 構成案を作るのが苦手(AI に提案させて選ぶ方が早い)
  • 文章を書くのが遅い人(下書きから始められると楽)

向いていない人 ❌

  • 完全に独自の・誰も書いたことのない資料(AI は汎用的な内容しか書けない)
  • 機密情報が多い職場(AI に入れられる情報が極端に少ない)
  • 「AI に頼るのは恥」と感じる人(心理的ハードルが時短を上回る)

まとめ:資料作成は AI 下書きで時短

最後に、この記事のポイントをまとめます。


  • ✅ AI で資料下書きの時間は 3時間 → 1時間に圧縮可能
  • ✅ 得意:構成案・本文の下書き・タイトル案・要約
  • ✅ 苦手:会社固有情報・最新数字・機密データ
  • ✅ 具体例3つ:会議資料・営業提案書・報告書(プロンプトはコピペで使える)
  • ✅ コツ:役割を与える・出力形式を細かく指定・機密情報を入れない
  • ✅ 「ゼロから書く」を「AI 下書き + 修正」に切り替えるだけで時短

「資料作成に毎週時間が溶ける」と感じる人は、まず1本だけ AI 下書きで試してみてください。
最初の1本で「これは使える」と気づくはずです。


ハル

『AI = 下書き・最終仕上げは人間』が大事なんだね

🚀 この記事を読了したらやれる3アクション

  1. 次に作る資料1本だけ、AI に下書きを頼んでみる(空想ではなく実務で)
  2. 具体例1〜3のプロンプトをコピペして、自分のテーマに置き換える(ゼロから書かない)
  3. 「これは AI で書く / これは人間が書く」を明確に切り分ける(数字・社内情報は人間)

→ この3つで、毎週の資料作成時間が体感で半分になります。

→ 大事なのは「役割分担」。
全部 AI に任せようとしない方が結果的に速いです。


次に読むべき記事

※本記事は僕(さとる)の実体験と公開情報に基づく内容です。

各 AI ツールの仕様・料金は頻繁に更新されるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。

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この記事を書いた人

さとる(40代・5人家族)

非エンジニアです。調べものは Perplexity と Gemini、文章を書くのは Claude、画像づくりは Gemini と ChatGPT。1本に絞らず、やりたいことで持ち替えて使っています。

「ちょっと先を歩いている同じ立場の人」として、AIの選び方・任せ方を発信しています。

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