2026年11月3日 公開|2026年11月5日 更新
この記事は、AIのイロハの「AIニュース」です。
Gemini(ジェミニ)は、Googleが作った、話しかけて使うAIです。
「Googleがまた新しいAIを出したらしい。自分にも関係ある?」と思った人に向けて書きました。
この記事は、AIに話しかけて答えをもらう使い方(チャット型)の話です。作業ごと任せる使い方(エージェント型)は、任せるAIの始め方で扱います。
🎯 先に答えを言うと、このニュースのために急いでやることは、誰にもありません。
10月28日に発表された「Gemini 4 Carbon(カーボン)」は、いまはセキュリティの専門家の一部しか使えません。
ふつうの人に届く日は、まだ決まっていません。
ハルえ、新しいのが出たのに、使えないの?
そうなんです。
「出た」と「使える」は、今回は別の話でした。
この記事では、その違いと、いまの自分がやることを1つに絞ってお伝えします。
📗 この記事でわかること
- 10月28日に何が発表されたのか(3行で)
- いま誰が使えて、誰が使えないのか
- 10月13日にアプリへ来た「Gemini 4 Argon(アルゴン)」との違い
- 無料の人・有料の人・まだ使っていない人の、やること1つ
- ChatGPTやClaudeから乗り換えたほうがいいのか
結論|発表はされた。でも、ふつうの人はまだ使えない
🎯 結論:Gemini 4 Carbonは、いまはGeminiのアプリにも、有料プランにも入っていません。
- 無料の人=何も変わりません。
いつものGeminiを、そのまま使ってください。 - 有料の人(有料プランは安い順にPlus・Pro・Ultraの3つ)=こちらも、いまは何も変わりません。
ProとUltraで使える最新は、10月13日にアプリへ来たひとつ前の新しい版「Argon」のままです。
Googleの発表には、アプリを作る人・会社・一般の人へは「できるだけ早く」届ける、と書かれています。
ただ、いつ届くかの日付は、どこにも書かれていません。
何が出たのか|10月28日の発表を3行で
🎯 結論:Geminiの頭脳(正式には「モデル」と呼びます)の、新しい版が発表されました。
Googleは「これまでで最も強い」と呼んでいます。
名前は「Gemini 4 Carbon」です。
Geminiの中には、得意の違う頭脳が何種類か入っています。
今回は、その中でいちばん上に立つ頭脳が新しく出ました。
- とくに強くなったのは2つです。
1つめは、コンピューターの穴(=攻撃されやすい所)を見つけて直す力。
2つめは、何日もかかる長い作業を最後までやり切る力です。 - Googleの社内の試験では、根拠のない言い切り(=AIのもっともらしい間違い)が、前のArgonのおよそ半分に減ったと書かれています。
出どころは、Googleの公式ブログの発表(英語)です。
アプリを作る人向けの値段は書かれていますが、ふつうの人向けの月額が変わるとは書かれていません。



ボクたちも、間違いを減らす練習は続けてるんだ。
でも0にはなってないから、大事な数字は公式で確かめてね。
Argonとの違い|ひと月で2つ出たので、整理します
🎯 結論:いまお金を払えば使えるのがArgon。まだ誰も買えないのがCarbonです。
名前が似ているので、混ざりやすいところです。
2つを並べると、こうなります。
- Gemini 4 Argon:9月末に発表、10月13日からGeminiのアプリで使えるようになりました(Geminiアプリのお知らせ)。
使えるのは、有料のGoogle AI Pro(月2,900円)とUltra(月14,500円から)の人です。 - Gemini 4 Carbon:10月28日に発表されました。
使えるのは、パソコンやネットを攻撃から守る仕事の専門家の一部と、Googleが選んだ協力先だけです。 - 無料のGemini:どちらも入っていません。
無料で使えるのは、軽くて速い「Flash(フラッシュ)」の仲間の頭脳です。
⚠️ いちばん安い有料のGoogle AI Plus(月725円)の欄には、Argonが載っていません。
Googleのお知らせでも、ArgonはProとUltraの人向けです。
Argonを使いたいなら、月2,900円のProからと考えてください。
💰 金額は、Geminiの日本向けの料金ページに出ている円の表示です(2026年11月3日に確認)。
プランの一覧はGeminiの料金にまとめています。
自分はどれ?|やることが1つに決まります
🎯 結論:いまの自分に近い行を、1つだけ選んでください。
やることは、右の1つだけです。
| いまの自分 | やること |
|---|---|
| Geminiを無料で使っていて、困っていない | 何もしなくて大丈夫 |
| Geminiを無料で使っていて、「上限に達しました」と出て使えなくなることがよくある | 「上限に達しました」と出るたびに、スマホのメモに1本線を足す(1回10秒)。 2週間で6本以上なら、有料を考える(考え方=「お金を払うかの決め方」の記事) |
| Google AI Plus・Pro・Ultraのどれかを払っている | 何もしなくて大丈夫。 Carbonが届いたら、この記事でお知らせします |
| Geminiをまだ使っていない | Googleアカウントで入って、短い文を1つ「整えて」と頼む(0円・5分)→Gemini入門 |
⚠️ 試すときは、会社のメール・社内の人の名前・数字は貼らないでください。
習い事を休む連絡や、目上の人へのお礼のような、仕事以外の文で試します。
乗り換えたほうがいい?|答えは「いいえ」
🎯 結論:ChatGPTやClaudeから乗り換える理由には、なりません。
Carbonはまだ買えません。
買えるArgonも、いまのAIに不満が無いなら、乗り換える理由にはなりません。
この秋は、どの会社も競い合って新しい頭脳を出しています。
9月22日にはClaudeの新しい頭脳(Opus 5.5)、9月末と10月28日にはGeminiの頭脳が2つ発表されました。
出るたびに乗り換えていたら、慣れる前に次が来ます。
このブログの答えは、どの記事でも同じです。
1本で始めて、不満が出た場面だけ足す。
ニュースのたびに乗り換えなくていい理由は、「AIは今、戦国時代」という記事に書きました。
40代は、子どもの教育費などで、出ていくお金が増える時期です。
だから僕は、新しい頭脳が出ても、お金を足すかどうかは「上限に達しました」と出た回数で判断します。
正直に書くと、僕はいまGeminiにはお金を払っていません。
Carbonが一般に届いても、まずは無料の範囲で困るかどうかを見てから考えます。



新しいのが出たら「いま使える?」「自分は困ってる?」の2つを見ればいいんだね。
気になる4つ|Gemini 4 Carbonについて
🎯 結論:ここから下は、もう少し知りたい人向けです。
まだGeminiを使っていない人は、読まなくて大丈夫です。
Q. なぜ、最初はセキュリティの専門家だけなのですか?
A. 強い力は、守る側にも攻める側にも使えるからです。
Carbonは、コンピューターの穴を見つける力がとても高いと発表されています。
Googleは、まず守る仕事の人に使ってもらい、悪用を防ぐしくみを確かめてから広げる、と書いています。
Q. いま自分が使っている頭脳は、どこで見られますか?
A. Geminiの画面にある、頭脳の切り替え(プルダウン)で見られます。
押すと、いま選べる頭脳の名前が並びます。
Googleのお知らせでも、新しい頭脳はこの切り替えから選ぶように案内されています(Geminiアプリのお知らせ)。
選べる名前は、プランで変わります。
有料のProなら、ここに「Argon」が出ます。
無料なら出ません。それで正常です。
ふだんの短いメールの下書きのような軽い用事から、無料で試してください。
Q. 一般に届いたら、無料でも使えますか?
A. まだ分かりません。発表に書かれていないからです。
ひとつ前のArgonは、届いた10月13日から有料のProとUltraの人だけでした(Geminiアプリのお知らせと料金ページで、2026年11月3日に確認)。
Carbonも同じになるかは、届いた時点で確かめて、この記事を直します。
Q. 「最も強い」なら、いま有料にしておくべきですか?
A. いいえ。いま払っても、Carbonは使えません。
払うかどうかは、自分が困った回数で決めてください。
このブログの目安は、2週間で6回、「上限に達しました」と出て使えなくなったらです。
そこで初めて、有料を考えてください。
まとめ|今回のニュースの早見表
🎯 結論:このニュースのために、急いでやることはありません。まだ使っていない人は、0円・5分で試せます。
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 何が出た? | Googleが「最も強い」と呼ぶ頭脳「Gemini 4 Carbon」(10月28日発表) |
| いま使える人は? | セキュリティの専門家の一部と、Googleが選んだ協力先だけ |
| 一般に届く日は? | 決まっていない(公式は「できるだけ早く」) |
| いま払えば使える最新は? | Gemini 4 Argon(Google AI Pro 月2,900円から) |
| 乗り換えは? | 不要 |
🚀 次の一歩
Geminiをまだ使っていない人は、Gemini入門で登録から最初の一言までやってみてください(0円・5分)。
→ AIは今、戦国時代|新しいのが出ても、乗り換えなくていい理由
※本記事は公開情報と僕(さとる)の使用経験に基づく内容です。
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